匿名
バーミヤンで台湾フェアが始まりました。私自身は台湾料理にあまり馴染みがないのですが麻辣湯(春雨麺)がとても美味しかったです。ぜひイナダさんがメニューを見た感想を聞かせていただきたいです。
ルーロー飯に「八角なし」とはっきり書いてあるところにバーミヤンの本気を見ました。ちょっと前までのバーミヤンなら、八角なしのそれを黙って提供していたでしょう。そこをあえて、微妙な不本意感を滲ませつつ、商品としては最適解エリアに収めている。 台湾好きの(めんどくさい方の)人々に対しては 「マニアだったらルーロー飯なんていうありふれたものより他のものを選ぶでしょう? だからこれは非マニアの人々に寄せておきましたよ not for us 」 という仲間意識を匂わせている気もします。 実際食べに行く(マニアの)人は、そういうコンテクストを読み取ってほしいですね。察しろよ、という話です。マニア度が中途半端だと、 「本場そのものとは言えないがなかなか頑張っている」 と上から目線で語りがちですが、これは本人がなんかちょっと気持ちよくなる以外は、誰にとってもあまり益はありません。それよりは「落としどころ」の妙を楽しむ方が建設的です。いかにも本場そのものっぽいものを出すだけなら誰でもできます。彼らはそれ以上のことに挑戦しているはずです。