そうねぇ。いくら議会では宣誓を誓っても、それが真実であるとは限らないからね。ちゃんとした第三者が分析しない限り、それが本物であるという主張はいつまでも科学の世界には刻まれないのよ。 ただまぁ、国家絡みのお遊びかまでは、私にはちょっと判断が付かなかったね。このミイラを宇宙人のモノだと主張したハイメ・モーサン氏がなぜメキシコ議会での証言ができるようになったかと言えば、どうもセルヒオ・カルロス・グティエレス・ルナ下院議員が推したかららしいというところがあるみたいね。ルナ下院議員は前議長を務めたこともあるから、まぁかなり立場がある人であることを考慮しないといけないよね。メキシコ議会の公聴会に招かれるにはどういう手続きがあるのかは私は知らないけど、ルナ下院議員が立場のある人ならば、モーサン氏と結託したのか、もしくは口車に載せられて騙されたのかは別にして、このルートから公聴会に上がるのは難しくなかったのかもしれないね。2ヶ月ほど前にはアメリカ議会でも未確認飛行物体に関する話が合ったので、「世界ではこういう話が議会が出てるし、メキシコでもどう？」みたいな流れがあったんじゃないかなぁ。 いずれにしても、メキシコという国自体がそういう風に非科学的な態度を取っているのかは、私にはちょっと調査の限界があるね。他に分かる人がいればいいなぁ。