質問の時期的に、多分12月初旬の低緯度オーロラのことを指しているのかな？ 一番良い影響は、やはり天文学への関心が高まることかな！これは希望的観測も込みではあるけどね🤣北海道でオーロラが見られるのは久しぶりのことなので、多くの日本人にとって縁遠い極域で、多くの時間とお金を使い、そして運を天に任せて見に行くよりも、より安いコストで、そして人によっては自宅から観れる可能性があるからね！やはり自分の国の中で見れるかどうかは、関心を引く意味ではとても重要なポイントなのよ。 一方で負の影響で一番懸念されるのは、低い高度の人工衛星への影響だね。今回の太陽活動はオーロラを除くとほとんどの人には影響しない話だけど、大気上層部は熱膨張で膨らむことで抵抗が増すので、低い高度を公転する人工衛星は、想定より速いタイミングで減速し、最後には大気圏に再突入、ということもあるからね。元々、低い高度は寿命が短いことは規定事項だし、その分だけ打ち上げコストが安いから、ある程度はそのリスクも込みの話ではあるんだけどね。そして落下数が純粋に増えたとしても、それは大量に衛星を打ち上げる時代において、特に通信目的の数が激増しているのが背景にあるのよね。そういうのは多少落下してもほとんどシステムに影響はしないと思うよ。困るとしたら、あまり高額な費用を出すことができない大学や研究所が打ち上げた、科学観測目的の衛星だろうね。1個だけ打ち上げるという例も珍しくないから、想定より早い時期で科学観測が終了してしまう、ということにはなっちゃうと思うよ。